ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 横浜市 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:横浜市

 このブログ村の坊ちゃん様のブログで、横浜市カジノ誘致の阻止に向けた二つの署名活動が始まっていることを知りました。私の住む地域ではあまり報道もされなかったようで、私はうっかり見落としていました。

 一つは、カジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)の誘致の是非を問う住民投票条例の制定を求めるもの、もう一つは、誘致を進めている林市長の解任を求める直接請求です。

 私は、カジノには大反対で、特に横浜のようにカジノなどなくても魅力的な都市に誘致しようなど、アホじゃないかと思っています。よほど金儲けがしたいのでしょうか?

 「横浜市長がIR誘致表明 理解できない!」

 「政治とカネは縁が切れないのか?」

 

住民投票条例の直接請求

 この直接請求は、有権者の50分の1の署名を集めれば成立し、市長は条例案を議会に付議しなければなりません。しかし、議会がこれを否決すれば、条例は成立しません。平成14年以降、全国各地で市町村合併の是非を問う住民投票を求める直接請求が頻発しましたが、議会が否決してしまい、住民投票に至らなかったケースもたくさんありました。

 本件も、横浜市の議会構成は私は知りませんが、菅総理が誘致を推進する側なので、成立は危ういのかもしれません。したがって、市長の解職請求も並行して進めることは、賢明だと思います。

 

市長の解職請求

地方自治法第81条第1では、長の解職請求に必要な連署の数は、有権者数の「3分の1(その総数が40万を超え80万以下の場合にあってはその40万を超える数に6分の1を乗じて得た数と40万に3分の1を乗じて得た数とを合算して得た数、その総数が80万を超える場合にあってはその80万を超える数に8分の1を乗じて得た数と四十万に6分の1を乗じて得た数と40万に3分の1を乗じて得た数とを合算して得た数)ということになっています。報道によると、大都市の横浜市ではその数は49万人を超えるようで、大変な数です。

10年ほど前に、理由もなく議会を無視して専決処分を繰り返していた鹿児島県阿久根市の市長が解職された例が有名ですが、大都市や都道府県では聞きません。

 

 横浜市の有志の皆さん、大変な御苦労だと思いますが、魅力ある横浜の街を守るために頑張ってください。応援しています。

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横浜市の林市長が、定例会見で、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)を誘致すると表明しました。候補地は山下ふ頭で、「日本型IR成功のモデルになりたい。」と語っているとのことです。

 

なぜこんなことを?

地域が消滅することを危ぶまれている過疎地や離島の自治体が起死回生の策として取り組むなら理解できないこともありません。大都市である横浜が、こんなことを言い出したことに驚いています。

市民の多くも反対しているようです。当然でしょう。しかも、市長は、選挙の際はこの計画に慎重な立場を示して当選しています。ここで手のひらを返したことにより、裏切り者、嘘つきという非難を浴びざるを得ません。市長が、自らの政治生命を危険にさらすようなことをなぜ言い出したのか、どういうメリットがあるのか、理解できません。

横浜は、良いイメージを持たれている都市だと思います。カジノができたりしたのでは、今までのイメージが台無しです。

たしかに、カジノができれば訪問客も増え、経済効果もあるでしょう。しかし、カジノなどは他の都市もすぐにまねができるものです。横浜市のように昔から積み上げられた独自の魅力のある地域は、それを生かした振興策があるでしょう。

カジノなどは、横浜市の都市としての格を下げてしまいます。

 

 反対運動を始められた市民の皆様を応援し、今後も注視したいと思います。

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