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著者は、「企業や商品のブランディングをデザインでサポート」する、「クリエイティブディレクター」という仕事で活躍している人です。「くまモン」を世に出した人のようです。たくさんの仕事を次々と遂行している秘訣が、「段取り」ということです。
著者の主張では、どんなに創造的に見える仕事でも、ほとんどがルーティンに分解することができ、ルーティンをきちんと段取りして効率的に片づけることによって、大事な部分に集中すべきということのようです。
本書は、プロジェクトを成功させるための方法が説明されています。
まず、プロジェクトのゴールをビジュアルに、明確にイメージし、メンバーで共有することの大切さ、確固たるコンセプトを持つことの大切さが説かれています。
また、締め切りをきちんと守ることが重要で、内容を優先するあまり期限を重視しない考え方は、誤りだとしています。
私は、県に在職して組織改革の仕事に携わったころ、必要に迫られて、経営学、マネジメント等のビジネス書を読み漁った時期があります。本書を読んで感じたのは、書かれている内容が、きちんと経営学、組織論の考え方と合致していることです。著者は、「ビジョナリーカンパニー」(ジム・コリンズほか)、「最強組織の法則」(センゲ)、「クリティカルチェーンなぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?」(ゴールドラット)などで説かれている内容に近い経営をされているようです。また、それによって、高い成果を上げておられます。
私は、今まで、期限を明示せずに仕事の依頼をしたり、引き受けたりすることがかなりありました。本書を読み、これが一番の反省点です。
本書は、プロジェクトを成功させるための段取りのノウハウにとどまらず、組織運営、マネジメント全般にわたって、とても参考になる本です。
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