ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 消費税 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:消費税

 衆院選で自民党が高市旋風で圧勝し、私は「食料品の消費税2年間ゼロ」は避けられないものと諦めていました。しかし、各種報道によれば、諦めるのは早いようです。

 「食料品の消費税2年間ゼロ」は高市氏が掲げた公約ですが、選挙戦に入ってからはあまり言わなくなったという話も聞かれます。また、選挙後、高市氏自身も、超党派の国民会議で議論して実現に努力するというスタンスを示しています。つまり、国民会議で議論した結果、財政上無理だとか、弊害が大きすぎるという結論になれば、見送りになるということでしょう。

 あの公約がダメになった場合の高市政権への影響は大きいでしょうが、それでも「食料品の消費税2年間ゼロ」など、やってはいけないと思います。

 高市政権の政策に対して、外国為替市場は当局による市場介入を警戒してはいますが、円安方向に向かっています。日本国債の下落も続いています。こんな状況で、財政赤字を増やそうとするのは、愚の骨頂でしょう。国家破産してしまいます。

 また、消費税の税率変更は、事業者の準備が大変です。それを2年後に戻して再び大騒ぎしなければならないなど、迷惑このうえもありません。

 テレビなどで食料品業者も不安を訴えていました。今、値上げをギリギリで押さえている中、消費税率がゼロになったもその分の値下げなどできないので、消費者からの苦情が心配とのことです。また、2年後に消費税率が元に戻るとき、それを消費者に全額転嫁できない可能性が大きいとのことです。確かに、私もそう思います。
 「国民会議」の議論に日本の近未来がかかっています。
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 以前から物価高対策として消費税減税が議論されていましたが、急に衆議院解散、2月8日に総選挙が決まったことから、与野党が競って消費税減税の公約を打ち出しています。これらには大反対です。

消費減税より物価高対策を

 今の厳しい財政状況で、大規模な減税など行うべきでありません。減税するということは、国債発行、国の借金を増やすということで、日本国への信用が低下し、円安がさらに進んでしまいます。円安はさらなる物価上昇を招き、庶民を苦しめます。

消費税をやたらにいじるな!

 そもそも高市首相は、レジの改修が間に合わないとかの理由で消費税をいじることに否定的だったはずです。消費税率に変更があれば、事業者は必死になって準備して間に合わせるでしょうが、非常に迷惑な話です。私も4年余り民間企業の経理にかかわりましたが、その間、インボイス導入等があり、大変でした。

 2年間だけ食料品の税率をゼロにするなど、とんでもない話です。2年経ったらまた戻さなければならず、大変です。ああいう馬鹿げた案を思いつく奴は、実務の経験がないのでしょう。

 また、そもそも食料品等の軽減税率の制度自体、不備な制度で、廃止したほうがいいと思います。普通の外食は10%で出前、仕出し、テイクアウトが8%の軽減税率など、アンバランスです。出前などの方が外食より贅沢な行為とも思え、テイクアウトなどはプラスチック容器などで社会的な費用が増加します。

 税制は、なるべく簡素であるべきです。免税事業者の制度などもない方がよく、食料品等の軽減税率もなく一律の課税であれば、インボイスも不要です。社会全体の効率、生産性を考えれば、そうすべきです。低所得者への配慮等は、消費税ではなく、給付等で別に検討すべきです。

 政治の劣化のせいで、日本がますます貧しく、悪くなりそうです。
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 私は、選択的夫婦別姓、企業・団体献金の廃止等の問題では、野党側の主張に賛同で、どちらかというと野党の政策を支持することが多いのですが、最近は状況が異なっています。ガソリン税の暫定税率の廃止には反対で、消費税の減税より給付金の方がいいと思っており、与党側に賛成しています。

ガソリン税など下げない方がいい

 私もマイカーがなければ不便な地方在住で、マイカーも保有しています。だからガソリンが安くなれば助かるのですが、温暖化抑制のためにガソリン消費を減らさなければならない時に、ガソリン価格を下げるべきではないと思います。ガソリン価格を下げて消費を促し、温室効果ガス削減をどうやって実現するのでしょう。

 本当に生活に困窮している人はマイカーなど持っていないので、物価高対策としてもダメな政策です。ガソリン価格を下げて最も恩恵を受けるのは、燃費の悪い高級車に乗っているぜいたく層やトヨタなどの自動車メーカーでしょう。

消費税減税より給付金がいい

 消費税減税でメリットが大きいのは、たくさん消費する高所得世帯です。低所得世帯はそもそも倹しい生活をしているので、相対的に少ない恩恵しか受けられません。減税対象を食料品に絞っても、同じことです。

 その点、定額の給付金なら、低所得世帯も同額が給付されます。高所得層にとっては一人2万円など、鼻で笑うような金額でしょうが、ギリギリの生活をしている世帯にとってはありがたい金額でしょう。子供などに手厚くしたのもいいことです。
 また、消費税を変更すると、全事業所に膨大な手間が生じます。大迷惑な話です。一年限りだとか、毎年手間をかけさせるなど、とんでもない話です。将来の財源不足が確実に予想されている中で、消費減税などしない方がいいと思います。
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 2024年10月27日に投開票の総選挙、各党が様々な公約を公表しています。その中には、税(特に消費税)に関するものがかなりあり、腹立たしく思っています。

 あの連中は、消費税の申告作業に携わったことがあるのでしょうか?

 一般に、税に関して制度改正があると、企業等の経理担当者やシステム会社のプログラマー等には、大変な負荷がかかります。システム会社にとっては収益のタネでもあるのでしょうが・・・。

 岸田政権が人気取りのためにやった定額減税が記憶に新しいところですが、景気浮揚の役に立たなかったばかりか、政権の延命の効果すらなかったようで、結局、何の役にも立たない政策のために企業、市町村、税務署の担当者が大騒ぎをさせられました。あれで岸田政権は、多くの人の恨みを買ったでしょう。

 消費税をいじられると、所得税等以上に大変です。2023年10月にスタートした消費税のインボイス制度は、各事業所の経理担当者にとっては所得税等の定額減税以上に大変な負担でした。税率の変更などがあれば、なお大変な作業になります。
 共産党、国民民主党、れいわ、社民などは消費税の減税を掲げています。消費拡大策などにに安易に消費税をいじらないでいただきたいものです。経理担当者の恨みを買いますよ。

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 2023年10月から消費税のインボイス制度が導入されます。導入まであと2か月に迫り、各企業などでは準備の仕上げに入っています。そんな中、まだ、インボイスの導入延期を主張する動きもありますが、私は延期などとんでもないことだと思います。

 

インボイス制度とは

 インボイスとは、適格請求書のことであり、売手が買手に対して、適用税率や消費税額等を伝えるものです。消費税は、売上に税率を乗じて計算しますが、仕入れ等、その売上を生み出すために費用を支出した際に支払った消費税を控除(仕入れ税額控除)して納税額を計算します。これまでは、仕入れ額等に応じて仕入れ税額控除を計算すればよかったのですが、10月からは適格請求書がなければ仕入れ税額控除ができないようになります。

 免税されている事業者等は消費税を納めていないので、適格請求書を発行できず、その事業者からの仕入れ、その事業者に対する支払は仕入れ税額控除の対象にできないことになります。

 そのため、免税事業者(小規模事業者等)が取引の対象から外される恐れがあり、現在、本来は免税事業者になれる程度の売上しかない事業者も課税事業者になる動きが進んでいます。

 

そもそも免税は公正ではなかった

 これまで、免税事業者は、売上の際に価格に消費税を上乗せし、消費税相当額を受け取っても、それを国に納めず、懐に入れていました。それは不公正です。また、売上の際に消費税を上乗せしなければ、競合業者より安価にすることができ、有利でした。それも公平とは言えません。そんな不公正を「既得権益」として残すべきではありません。インボイス制度により、少なくともそのような不公正は解消されます。

 小規模事業者に対する保護、優遇措置だったのでしょうが、このような不公正を生じさせるべきではありません。

 

延期などしたら大混乱

 私が関与している中小企業も懸命に準備しています。以前から課税事業者だったので登録番号はすぐに取得しましたが、レシートの印字などの改修も先日終え、請求書発行システムの改修新しい領収書の印刷も終えました。多くの真面目な中小企業は、かなりの費用をかけて準備を進めてきたのです。

 今さら延期などと言われたら怒り心頭に発するでしょう。怒りの矛先は、延期を決めた政府だけでなく、延期運動をした勢力にも向かうでしょう。

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