ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 温室効果ガス : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:温室効果ガス

 自民党や立憲民主党など与野党6党は、ガソリン税の暫定税率の年内の廃止については既に合意しています。8月下旬時点では、廃止に伴って不足する財源をどうするか協議を続けているとのことです。野党側が、税収の上振れ分の活用などで新たな国民負担を求めずに財源を確保できるのではないかなどと不確かな対応で済ますことを示唆したのに対し、与党側は恒久財源を主張していると報じられています。協議は長引きそうです。

 しかし、検討しなければならないのは、財源問題だけではありません。暫定税率廃止によってガソリン価格が下がり、ガソリン消費が増える分の温室効果ガス排出をどう埋め合わせるかも明確にしなければなりません。それができない限り、ガソリン消費量を増やすような施策をすべきではありません。

 そんなことをしようとする政治家は非国民どころか人類の敵「非人類」「人非人」と呼ぶべきでしょう。子や孫の世代に対する責任をどう考えているのでしょうか?

 グレタ・トゥーンベリさんならずともHow dare you!」と言いたくなります。

 7月の参議院選挙で自民党が公約していた一律2万円給付案について、このままでは野党の賛成が得られないため、対象を困窮世帯や子供に絞る案が浮上しているようです。そのこと自体には私は賛成なのですが、野党側は減税の要求とセットにしているようです。それも将来の世代にツケを回すことなので、私は反対せざるを得ません。
 今だけよければ将来の世代が困ろうと構わないという身勝手な人が、なぜ政治家には多いのでしょうか?
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 スウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさん(16)が、923日に開催された国連気候行動サミットで、温室効果ガス排出問題に真剣に取り組まず自分たちの世代を裏切ったと、世界の首脳を非難しました。首脳らは神妙に聞いていたようですが、どこまで心に響いたかは今後の取組を見なければ判断できません。

 

重要性と緊急性の罠

仕事には、重要性と緊急性のマトリクスで、①重要であり緊急性がある仕事、②重要だが緊急性がない仕事、③重要ではないが緊急性がある仕事、④重要でもなく緊急性もない仕事の4つの種類があるということが、よく言われています。

仕事の優先順位は、基本的には②③④とすべきところ、多くの人はを逆転させ、緊急ではあるが重要ではない仕事を優先させてしまう傾向にあるとのことです。なぜ緊急ではないが重要な仕事を優先させなければならないかというと、対応が遅れるとその仕事も緊急を要する事態になってしまいがちであるからです。我が身を振り返っても、否定できません。

対応しなければならない重要な課題があるのに、それに向き合うのが面倒で、日常業務に逃げてしまい、その結果、尻に火がついて慌てる人は、よく見かけます。

政治や行政に限らず、責任のある立場の人は、こういうことは許されないと思うのですが、横行しているようです。

 

日本の政治も問題先送り

 日本にとって、将来のために重要な問題は、環境問題、少子化・人口減少問題、巨大地震への備えなどです。国民は、将来の方向や対応が定まれば、多少の痛みは我慢する覚悟はあると思います。

当面の選挙のことばかり考えて、将来の重要な問題についての根本的な議論を避けようとするのは、国民を馬鹿にすることです。そんな政治にうんざりしている国民も多いと思います。

 日本は、温室効果ガスの排出が特に多い石炭火力発電を先進各国の中で唯一続けているばかりか、外国に輸出までしているようです。また、具体的な行動計画も示すことができず、世界からはアメリカのトランプ政権と同列に思われているという恥ずかしい状態です。

 

 16歳から受けた叱責を心に刻み、日本をはじめ世界の政治家は反省し、重要課題に向き合っていただきたいものです。

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