自浄作用を期待していましたが、とうとう日本大学は現職理事長の逮捕という前代未聞の事態に至ってしまいました。教職員の中には田中体制に反旗を翻す人もおり、文部科学省も「説明責任を果たすよう」促がしていたにもかかわらず、理事会は最後まで動かず、恥を晒してしまいました。なんと情けない組織でしょうか!家宅捜索で多額の現金が見つかった時点で、逮捕される可能性があることくらい分からなかったはずはないのに・・・。
「日大理事会は自浄作用を」
理事長が不適格なのは分かっていたはず
今回の逮捕の理由である脱税や、捜査の対象だった背任については、まだ有罪が決まったわけではありません。しかし、それ以前に、反社会的勢力との関係が指摘され、それに対して正々堂々と公開の場で否定できないような人間が大学理事長として不適格であることは、議論の余地がありません。
「物を言えない雰囲気だった」などというのは、何の言い訳にもなりません。正論を唱える理事が現われてもそれを周囲が支えなければ、当然排除されてしまうでしょう。そんな組織は腐っています。
理事会の刷新が必要
1日、田中氏が辞職を申し出、理事会はそれを承認しました。つまり、理事会は、理事長を解任するチャンスを捨ててしまいました。理事会は田中氏を理事から解任しましたが、理事長辞任の承認などせずに、理事解任だけすれば理事長も失職するのですから、それだけすればよかったのにと思います。今となっては、日大理事会は田中氏に退任慰労金を支払わない措置をしたうえで、速やかに全員辞任して出直すべきです。新たな理事会は、独裁を許さない組織体制、メンバー構成の仕組みを整える必要があります。
学者がいいとは限りませんが、少なくとも教員の代表である学長の権限を引き上げ、学問に無縁の体力バカが大学を私物化して金づるにすることのないような体制を構築しなければなりません。
学生やOBが気の毒です。一日も早く悪い連中を切り捨て、膿を出し切っていただきたいと思います。
田中理事長は、「俺が逮捕されるようなことがあれば、今まで政治家に渡した裏金も全部ぶちまける」と言っていたという報道もあります。そちらの膿も出し切ることを期待しています。
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