ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 百条委員会 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:百条委員会

 11月17日に行われた兵庫県知事選挙は、危惧していたように失職した前知事が当選しました。県政の混乱が続くことは避けられそうもなく、県職員の皆さまの落胆と恐怖に同情しています。人格に問題があって近くで接している職員には評判が最悪な知事が、遠くから眺めている住民には意外に人気があったりする例は時々あり、私も経験があります。でも、このままでは死をもって告発した元職員が、気の毒です。

まずは県議会百条委員会で
 私は、もちろん何があったかを正確に知っているわけではありません。しかし、公益通報、内部告発の手続きで行われた告発を、ちゃんとした調査手続きを経ずに処分してしまった件、報道陣の前で「嘘八百」などと侮辱した件は、少なくとも著しく不適正で、違法という感じがします。事実に反するか否かは告発された当事者側が判断していいことでないのは、当然です。
 あと、
優勝パレードについての補助金キックバックの件も・・・。
 これらは、まずは県議会百条委員会で、きっちり事実を解明し、是非を判断しなければなりません。百条委員会で事実解明しようとする県議会議員らに対して、SNS上での誹謗中傷などが行われた場合は、警察は発信者を特定し、処罰しなければなりません。

次は司法の場でも
 私が自死された職員の遺族であれば、国家賠償法に基づく賠償請求をするでしょう。裁判を経ずに兵庫県が賠償したとしても、県は原因者に求償しなければなりません。それを怠れば、住民監査請求、住民訴訟で、求償させなければなりません。
 その裁判の場で、何があったか、その責任は誰が負うべきか、明らかになることを望んでいます。
 知事は、再選後の記者会見で「民意を得た」と強調したと報じられています。それはそうでしょうが、不法行為の
法的責任は民意とは無関係であり、きちんと解明されなければなりません。 



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 8月20日に各メディアが報じたところによると、知事のパワハラ疑惑等について兵庫県議会の百条委員会が実施した職員アンケートの中間報告では、知事のパワハラについて実際に目撃した等の59人を含め、見聞きしたと回答した職員が4割ほどに上ったとのことです。さらに、自由記述欄には、自殺された元県民局長が告発した事案以外の新たなパワハラ疑惑が数多く寄せられたことが明らかになりました。

 斎藤知事は、知事室を出たときエレベーターが来ていないと激怒するため、知事が来るまでエレベーターの扉を開けておく係が配置された等の愉快なエピソードがたくさん寄せられたようです。陰では「瞬間湯沸かし器」「暴君」と呼ばれていた・・・。

 

よくあること

 選挙で選ばれた長が、身近に仕えることになる職員にとってはひどい人物だったというのは、よくあることです。私が現職の管理職時代の知事もそうでした。経歴が立派で外面(そとづら)だけよくて、職員には無理難題を押し付ける・・・。私も何度も泣かされました。

 斎藤知事は、組織の長にしてはいけない人物だったようです。普通の社会人としても問題があります。高学歴のエリート官僚には時々いるタイプで、長としてばかりでなく、幹部として出向を受け入れている自治体で厄介者になっている例も多いと思います。エリート官僚の中にも、他人に配慮できる立派な人も多いのですが・・・。

 兵庫県は今回、内部告発した元職員のおかげで、せっかくその事実が露見したのですから、この機会に暴君は排除しなければならないでしょう。

 百条委員会は、適切に対応していただきたいと思います。

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