12月27日、また閣僚の「事実上の更迭」が行われました。今度は、「政治とカネ」の問題が明らかになった秋葉復興大臣です。この2か月で、4人目ということで、マスコミも盛り上がっています。

 岸田総理の「任命責任について重く受け止めている」という言葉も、もう聞き飽きたというか、手垢が付いている印象で、国民には反省の気持ちが全く伝わりません。口先だけで、また翌日からもこれまでと同じようにやっていくのでしょう。

 

なぜ任命したのかの理由を説明せよ!

 少なくとも、なぜ復興相に彼を任命したのか、国民に説明する責任があります。そこを説明するという慣行ができれば、もっと慎重に任命するようになるでしょう。任命責任を取る気がないなら、せめて説明責任くらいは果たしてもらわなければ・・・。

 

もっと問題は杉田水脈総務政務官

 私は、秋葉復興相の問題より、杉田総務政務官の問題の方が深刻だと思います。秋葉氏については、岸田総理もそんな問題があることを知らなかったのでしょう。

 しかし、杉田氏の場合は、そうではありません。あの人は昔から、男尊女卑が性根に染みついている爺さん政治家を喜ばせようという気持ちからか、差別的発言を繰り返しています。彼女がああいう人物であることは岸田総理は知らなかったはずはなく、知っていながら任命しているのです。

 なぜ彼女を任命したのか、国民に対して説明しなければなりません。そうでなければ、国民から口先だけの男と思われてもやむを得ないでしょう。

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