ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 総力戦研究所 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:総力戦研究所

 10月10日に石破首相が戦後80年に合わせて、先の大戦を巡る見解を表明する予定と報じられています。そこでは、首相は歴代内閣の歴史認識を踏襲した上で、「なぜあの戦争を止めることができなかったか。政治はいかなる役割を果たし、いかなる役割を果たさなかったか」との論点を盛り込む考えであるとのことです。

 その中では、1940年の帝国議会で日中戦争を批判した斎藤隆夫元衆院議員の「反軍演説」に言及するほか、1941年の日米開戦前、官民の若手の精鋭を集めた「総力戦研究所」が「日本必敗」と予測したにもかかわらず、戦争に突き進んだ経緯に言及することも報じられています。

 ようやく最後に石破氏らしさが出てきた感じです。右派の口出しは無視して、彼の好きなように施策を推進していたら、衆議院選も参議院選もあれほど負けなかったのではないかと思います。

 「総力戦研究所」については、先日、NHKでも特集されました。また、その顛末を描いた猪瀬直樹氏の「昭和16年夏の敗戦」は、私も読んで感銘を受けましたが、石破氏も愛読していることが知られています。

 「日本人はなぜ戦争をしたか 昭和16年夏の敗戦」(猪瀬直樹)を読んで

 「見応えがあったNHKスペシャル「シミュレーション」」 参照願います。

 どんな見解が表明されるのか、楽しみです。
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掘って掘って掘りまくれ!

 少し以前、テレビの報道番組で「掘って掘って掘りまくれ!」というのが、米国大統領選におけるトランプ陣営のスローガンの一つとのことでした。バイデン大統領が進める地球温暖化防止対策を批判し、エネルギーコストを下げてインフレを抑制するため、石油や天然ガスを掘りまくれという主張です。二酸化炭素排出が地球温暖化を促進しているなどは、嘘だという主張もしているようです。

 トランプ支持者は、そのスローガンに熱狂しているようです。たしかに、二酸化炭素が地球温暖化の原因であるという確定的な証拠はないかもしれません。しかし、彼らが、科学者らによる議論を理解し、二酸化炭素排出が地球温暖化と関係ないと結論付けているわけではないでしょう。

 トランプほか、彼らは、自分の信じたいこと、自分に都合のいいことだけを信じているのです。

総力戦研究所
 朝ドラ「虎に翼」で、ヒロインが後に婚約するイケメン星航一が戦前に「総力戦研究所」なる組織に属していたことが明かされます。優秀な若者を集め、模擬内閣を発足させて日米が戦争になった場合の結果を予想させたとのことです。ここでメンバーば、何度もシミュレーションを繰り返し、日本の敗戦という結論を出して政府に報告しました。しかし、政府は、「戦争というものは、机上の理屈通りにはならないもの」「やってみなければ分からない」等とうそぶき、その報告を無視し、隠蔽したというエピソードでした。

 私は、そのエピソードはドラマ上のフィクションかと思いましたが、ネット情報によると、史実とのことです。選ばれた優秀な若者らが緻密に検討し、勇気を奮って行った日本必敗という結果報告を、東条英機ら首脳が黙殺し、戦争はその報告をなぞるように進んで日本の敗戦に至りました。その報告書は、原爆の登場までは予測していなかったものの、戦争末期にソ連が参戦することまで予測してある優れものだったようです。

 米国人のみならず、我々日本人も一般に自分に都合のいいことだけ信じる傾向にあるようです。だから、また愚かにも原発事故など起こらないと信じ、再稼働したくなってしまうのでしょう。もう愚行は終わりにしたいものです。

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