兵庫県の令和6年度職員採用試験で、6月16日に行われた一般事務職(大卒程度)の筆記試験の辞退者が4割にも上ったことが報じられました。筆記試験では、応募者639人のうち377人が受験し、辞退者は262人で、辞退率は41%に上りました。過去5年と比べて5~10ポイント程度高かったとのことです。
私が現職のころにも、政令指定市を抱える道府県の採用試験は、辞退率が高い傾向にありました。政令指定市の採用試験は一般に道府県と同日に実施されるので、兵庫県と神戸市の両方にエントリーしておいて、当日までにどちらを受験するか決めるという受験者はかなりいると思います。
過去と比較して辞退率が高かったということは、平年以上にドタキャンが多かったということです。知事のパワハラ、おねだりを巡る騒動で、職場としての魅力に疑問を感じた人が多かったであろうことは否定できません。
私が県人事委員会事務局にいたころは、リーマンショック後の不況で公務員人気が高まっていて、苦労しなくても応募者が集まりました。しかし、その後は、応募者を集めるのに後輩たちが苦労していました。
今回、せっかく兵庫県人事委員会が苦労して集めた応募者を、知事の不祥事で逃がしてしまいました。人事委員会事務局の皆さまは、知事に足を引っ張られてお気の毒でした。
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