旧統一教会の問題を巡る被害者救済法案が、立憲民主党や日本維新の会も賛成する見込みとなったため、明日(12月10日)にも成立する見通しです。私は岸田政権を支持してはいませんが、この法案については一歩前進と評価してもいいと考えています。
マインドコントロール下での寄付が禁止とされなかったことについて、霊感商法対策弁護士連絡会などでは不十分としていますが、私はやむを得ないかと思っています。宗教の勧誘などの行為は、多かれ少なかれマインドコントロール的なものです。どこからを禁止行為とするか、法律上で線引きすることは困難であり、取消しの対象としておいて具体的事案に則して判例を積み上げていくことが現実的だと思います。
とにかく、少しでも早く、1円でも多く、旧統一教会から取り返さなければなりません。
宗教は厄介なものだ
本人の自由意思で信者になるのなら自己責任ですが、親などから信者にさせられてしまった二世信者は気の毒です。判断力が不十分な未成年者を入信させる行為を禁止してしまえばいいと私などは考えるのですが、そうはいかないのでしょう。キリスト教などは生まれたばかりの赤ん坊を「洗礼」などといって勝手に信者にしてしまいます。現代人の感覚からすれば、「虐待」と言ってもいい野蛮なことです。キリスト教はよくて旧統一教会はダメという制度は作れません。
寄付についても同様で、旧統一教会だけを狙い撃ちにする制度は作れません。制度を作れば、キリスト教も創価学会もその制度に服すことになります。
不正表示
医薬品や食品は、標榜している効果が科学的に証明されなければ不正表示とされます。霊感商法の壺なども、科学的に証明できない効果を謳って販売したり寄付を勧誘したりすることを禁止し、刑罰の対象とするとともに、被害者が本気で信じたかどうかを問わず取消しの対象とすべきです。
現世のご利益(ごりやく)や死後の天国・地獄などを説く宗教は嫌いです。私が受け入れることができる宗教は、心の平安を目的とする本来の仏教と、それに近い親鸞聖人の教えくらいです。
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