ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 西日本豪雨 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

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西日本の豪雨災害の視察で岡山県を訪問した安倍総理が、「政府として一丸となって発災以来、全力で取り組んでまいりました。現場の声を吸い上げ、国が自治体と一体となって対応していく考えです。」と述べたとのこと。既に一部地域で避難指示が出ていた5日夜に、安倍総理や自民党幹部が党の若手議員らとの懇親会に出席したことなどを踏まえ、報道陣から、初動対応が遅れたのではないかと質問された際の答えです。

 自分の非を認めようとしないこの人の態度には、うんざりします。だから、世論調査で「人柄が信用できない。」という国民が多数を占めるのでしょう。

 

確かに支障はなかったろうが

 首相や大臣たちが懇親会で飲んだくれていても、災害対応に支障がなかったのは、そのとおりなのでしょう。省庁や地方自治体が対応していますから。

 質問したマスコミも、そんなことは承知の上で、姿勢としてどうなのかという質問をしているのでしょう。素直に、まずは反省の意を表すべき場面です。

 なぜならば、首相は、陣頭指揮を執っているというパフォーマンスのために外遊をやめ、岡山まで出向いているのです。現場にとってみれば、忙しいときに首相に来られても本当は迷惑でしょう。でも、首相のパフォーマンスに付き合っているのです。

 皆が、首相が最高責任者として事態を差配しているという建て前で動いているそんな場面で、首相がいようがいまいが災害対応には支障がないという本音の部分をぶちまけてしまえば、パフォーマンスに付き合っている人たちの立場もありません。三文芝居の内幕を見せられているようです。

 

 保身だけ考えず、国のことを真に考える内閣を切望しています。


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 7月8日ころまで続いた豪雨は、西日本の広い範囲にわたって大きな被害をもたらしました。平成になってから、最大の被害です。

 これまでも、1県か2県の局地的な集中豪雨による災害は毎年のようにありましたが、こんなに広範囲にわたるものは、記憶にありません。

 被災者の皆さまに心からお見舞いを申し上げるとともに、救援に当たっておられる自治体、自衛隊、消防等の皆様に感謝申し上げます。

 

昨日まで平穏に生活していた人たちが

 災害や事故のたびに思うのですが、昨日まで平穏な生活を楽しんでおられた人たちが、突然その日常を奪われてしまいます。こういうことを少しでも減らすため、私自身も含め公務に携わる者は、力を尽くす必要があります。とはいえ、今回のような災害に接すると、無力感に襲われてしまいます。

 100年に一度の洪水に備えて対策を施してきても、それを超える災害に襲われると大きな被害が発生してしまいます。今まで崩れたことのなかった裏山も、今までにない豪雨では崩れるかもしれません。

 

人口減少社会の中で

 人口が減少していく中で、防災対策、インフラ整備に向けられる予算も潤沢ではありません。選択と集中が必要になるでしょう。

 比較的危険の少ない場所に集中して住むような、コンパクト・シティ的な施策が必要になると思いますが、住民の合意形成が難しく、実現にはかなりの時間がかかるでしょう。しかし、いずれは、避けて通れない問題だと思います。

 

支援の気持ちは「現金」で

 私も現役の県職員時代、全国各地からの「善意」が被災自治体にとって迷惑になってしまうことがあることを痛感しています。

 倉敷市長が、「着替えが足りない」としてマスコミを通じて全国に支援を呼びかけました。不足している実情は理解できますが、そんな呼びかけをすると困ったことにならないか、危惧しています。他のやり方があったのではないかと思います。

 個人から送られた下着などは、たとえ新品でも、サイズごとに仕分けたりするのが自治体にとって大変な作業で、結局本当に必要な時期には手を付けられません。積んだままになります。まして、古着など、捨てるよりしようがありません。

 私は、義援金を送ろうと思います。


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