ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 西郷どん : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:西郷どん

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 大河ドラマが好きで、何十年もずっと見ています。テーマ音楽を聞くと、「土日が終わっちゃったな。」「明日からまた1週間仕事だな。」という少しもの悲しいような気持ちになります。

 

「西郷どん」はおもしろかった!

私は、明治維新には否定的な気持ちが強く、戊辰戦争など不要だったと思っています。その明治維新の暗い面をどのように描くのかということにも興味を持って視聴していました。

そんな中で、薩長側が幕府討伐の勅書を偽造し、ならず者を使って江戸で商家を襲うなどのテロを起こしたことなども正直に描かれていました。また、西郷どんの廉直さを引き立てるためでしょうが、山縣有朋、井上馨ら明治政府高官が私腹を肥やしていた史実も描かれていました。

最後は明治政府によって討たれた西郷どんを主人公としたからなのでしょうが、単純に明治維新を礼賛していない点に好感が持てました。

 

ロッキード事件を思い出す

 大久保利通も私腹を肥やすようなことはしなかったようです。大久保利通の幼い子供たちも登場しましたが、それを見ていて、唐突にロッキード事件を思い出しました。

 私が高校生の時の事件で、田中角栄元総理がロッキード社から賄賂をもらったというものでした。その際、仲介役の丸紅商事の会長や専務が国会で証人尋問されていました。その丸紅の専務が大久保という姓で、大久保利通の孫とテレビで紹介されていました。「祖父譲りの端正な顔」とも紹介されていました。

 

 幕末、明治維新のころの歴史は、まだ生々しさを残したまま現在につながっていることを感じました。会津をはじめ、賊藩とされて辛酸をなめた地域の人たちの複雑な気持ちは残っています。政府には、そのことを理解した上で行動していただきたいと思います。

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 台風で1週順延になった江戸城無血開城の回が、先日(107日)放送されました。

 その前の回までは、薩長側が幕府討伐の勅書を偽造し、ならず者を使って江戸で商家を襲うなどのテロを起こし錦旗を偽造するなど、様々な悪事、皇室に対する不敬を働いたことが描かれ、それらの悪行のすべてが、徳川慶喜がフランスの協力を得るために日本の国土の一部を割譲することを防ぐためという一点で正当化されていました。その後の歴史を見ると、慶喜がそんなことを考えていたとは思えず、どうやってつじつまを合わせるのだろうと私なりに危惧していました。

 「かなり正直な「西郷どん」」

 

 先日の放送では、慶喜がフランス、イギリスの介入を極力避けるために正面からの武力衝突を避けたことを西郷どんが知りました。結局、薩長側の悪行は、正当性のない単なるテロ行為だったということです。薩長が、討幕のための手段として尊王とか攘夷という旗印を使ったわけです。このドラマは、西郷隆盛を主人公としているので、途中までは基本的に明治政府が作った歴史観に従うのでしょうが、ここまで正直に西郷らの悪行を描いていることに少し驚き、さわやかさを感じています。事実は事実だから、庇いきれないといったところでしょうか?

 

 結局、歴史は勝者が作るものであることが、よく理解できます。

 薩摩、長州、逆に会津、庄内、長岡などの地域の人たちは、どんな思いでドラマを見ているでしょうか?

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 大河ドラマが好きで、昔からずっと見ています。今やっている「西郷どん」だけでなく、低視聴率だった「平清盛」2012年)、「花燃ゆ」2015年)なども私はそれなりに楽しんで視ていました。

 所詮は娯楽のドラマですから、歴史上ありえないエピソードなども挟まれているのはもちろんです。しかし、先日(9月16日)と前回の「西郷どん」は、かなり正直に、薩長による討幕の暗い部分を描写していて、好感が持てました。

 主に以下の部分です。

 

1 幕府討伐の勅書を偽造したこと。

2 大政奉還後の「小御所会議」において、徳川慶喜に「辞官納地」などまで求めず徳川家も参加した穏やかな政権移行を求める意見が優勢だったにもかかわらず、薩摩藩が武力で威嚇して「辞官納地」などが決定されたこと。

3 旧幕府側の勢力を挑発し、武力衝突を起こすために、薩摩藩が不逞の浪士などを使って江戸の商家に押し入ったり放火したりするなど、騒乱を起こしたこと。

4 徳川慶喜が、御所に銃口を向けることを避け続けたこと。

5 坂本龍馬の暗殺が、幕府側ではなく、薩長側の仕業の可能性があること。

 

 これだけ見ると、西郷隆盛ら討幕派は極悪人のようですが、ドラマでは、今のところ、慶喜がフランスの協力を得るために日本の国土の一部を割譲することを防ぐためという一点で正当化されています。しかし、その後の歴史を見ると、慶喜が領土の割譲をしてまでフランスの協力を得ようとしていたとは思えません。むしろ、外国に干渉させないために新政府軍との全面衝突を避けていたようにも見えます。

 結局、西郷らの誤解、思い違いということになるのでしょうか?

 

 能天気に現代の「薩長同盟」を演出してみせたあの人も、テレビを見られたでしょうか?

 「平成の薩長同盟?」

 今後も楽しみに見守りたいと思います。

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