菅総理の言動を観察していると、彼や彼を取り巻く政治家、官邸官僚らの、何が大事なのか、何を優先しなければならないのかの優先順位の感覚が狂っているようです。
そのことを国民が感じていることが明らかになったのは、検索サイトで「次の日程」がトレンド入りしたことです。総理の記者会見が、「次の日程」を理由に質問が続いているにもかかわらず打ち切られることがお約束になっているからです。国民が怒るのも当然です。
なぜ質問を打ち切る
記者会見は、国民への説明ですから、もともと十分な時間を取って行うのが当然です。それをせず、40分か50分の時間しか用意せずに、時間が来たからといって打ち切るのは、物事の優先順位を分かっていないのでしょう。
この場面で正当化できる「次の日程」など、総理自身が出席しなければならない外国での会議があって、フライトの時間が迫っている場合くらいしかないと思います。会食の予定などキャンセルすればいいのだし、会合、打ち合わせなど遅らせればいいのです。
要は、彼らの価値判断としては、国民への説明よりも、与党の有力者との会食などが優先されるのでしょう。
国民の生命よりも政権維持の方が大事
国民に会食の自粛を呼び掛けておきながら、自らは二階幹事長の誘いで芸能人らとの会食に参加し、国民を怒らせました。こんなことは国民にバレれば国民を怒らせ、自粛の呼びかけの効果をなくす行為であることは分からないはずはなく、また、隠しておける行為でもありません。馬鹿でない限りそれを承知の上で参加したはずです。
要は、国民の命を守るより、二階幹事長の機嫌を損ねないことを優先したのでしょう。
Go To トラベルの一時中止判断の遅れなども、旅行業界とズブズブの関係にある二階氏への忖度の影響とも報じられています。
もしかしたら、菅総理は、冷静に優先順位を判断して物事を決めているのかもしれません。でも、その根本が、国民の生命、財産よりも、自身の政権の維持が上にきていることが、様々な判断の遅れなどの失政の原因なのでしょう。
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