5月31日、札幌地裁が、北海道電力泊原発で現在定期検査中の3基すべての運転差し止めを命ずる判決を下しました。津波に対する安全性の基準を満たしていないことが理由です。防潮堤の地盤に液状化が生ずる可能性がないことを設置者が説得力のある説明をできなかったようです。
わずかでも危険があれば運転を認めるべきでないことは当然です。
電力側はすぐに控訴するようです。なかなか困難な道だと思いますが、このまま判決が確定することを願っています。
原告団長は、当然「北海道に原発のない未来を創る第一歩」と歓迎しています。原告らの努力に敬意を表しますが、さらに歩みを進めていただきたいと思います。
今回の判決は、防潮堤の不備を理由としたものです。では、それを改修すれば運転を認めるのかどうかということです。原告の多くは、運転を認めるつもりはないと思います。もっと大きな津波、地震、さらにミサイル攻撃、テロ攻撃などから完全に安全といえる対策は不可能でしょう。また、人間はミスをするものです。また、運が悪いときはいくつものミスが重なるものです。
防潮堤の補強などに莫大な費用をかける前に、そもそも原発の存在を認めるのかという議論を先行させるべきです。そのことを北海道や周辺自治体に要求すべきです。
住民の意向によっては、全く無駄な投資になってしまうかもしれないのですから・・・。
理性的に議論すれば、事故が起きたりミサイル攻撃を受けたりすれば日本が壊滅しかねないものを、存続させるという結論にはならないでしょう。経済的な優位性も怪しい状況ですし・・・。
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