ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 長倉顕太 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:長倉顕太

 著者は元々は編集者、プロデューサーで、前著「移動する人はうまくいく」がベストセラーになる等、いくつか著書もあります。

 本書は、第1章「なぜ、本を読む人はうまくいくのか?」、第2章「なぜ、読書をすると頭が良くなるのか?」、第3章「なぜ、本を読むと頭が柔らかくなるのか?」、第4章「なぜ、本を読む人は人間関係も豊かなのか?」と、読書の効用を説きます。そして第5章「うまくいく人はどうやって本を選んでいるのか?」、第6章「読書体質になる22のアクションプラン」でノウハウを説き、最後は特別付録『人生が好転し、視野が広がる「オススメ本101冊リスト」』という構成です。

 第2章では、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、イーロン・マスク各氏が大変な読書家であることが紹介されています。また、これからのAI時代の「頭の良さ」は、「長い人間関係をつくる能力」と「環境適応能力」だと説きます。読書によって読解力を身につければ、急速に変化する社会で知識を更新し続けることができます。また、相手の意図を正しく把握できるようになれば、コミュニケーション能力も上がります。

 読書によって他人の人生、経験を疑似体験すれば、共感力、環境適応能力も上がります。だから、読書は必須というわけです。

 読書習慣を身につけるため、次の手法を勧めています。『本を読むから「本を読む人」になるのではなく、「本を読む人」になるから本を読めるようになる』『「意志が弱い凡人」というキャラクターから「本を読む人」というキャラクターに変える』『Fake it until you make it(できるようになるまでフリをする)』

 ネット世界では、今までの自分と異なるキャラを演ずることも容易です。

 第5章の読む本の選び方では、①天才インストール読書法」「②運命読書法」「③古典読書法」「④リアル書店読書法」「⑤高級読書法」「⑥本棚コピー読書法」「⑦問題解決読書法」の7つの方法が紹介されています。①は、一人の著者の本を徹底的に読むやり方で、私も高校時代以来、何度かやっています。

 現役世代はどうしても「⑦問題解決読書法」が多くなりそうです。私も県職員時代、法令の解説書等はもちろん、必要に迫られて組織風土改革、組織戦略の本などを読み漁りました。定年後の会社でも、会社法関係の本のほか、SDGsの実践に関する本を何冊も読みました。

 選書法のほか、「オススメ本」のリストには、おもしろそうな本が何冊もあります。本を読むたびに読みたい本が増えてしまうのは、困ったことです。
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 2025年の初めころ売れ本ランキングに本書が載っていたので、読んでみたくなりました。

 人は、自分の人生を変えようと思えば行動を変えなければならないが、意志の力では行動は変えられないので、まず環境を変えなければならず、そのためには「移動」しなければならない、というのが本書のメインの主張です。人生を変えようと思うならば、すぐに転職(なるべく独立起業)、引っ越しすべきことを勧めています。ちゃんと準備してから転職、移動をしようとすると、結局ズルズルと、同じ生活を続けることになるからということです。

 まず、今までの仕事、住所などの環境を捨ててしまい、新たな環境に身を投ずることで生ずる「不安定感」が、サバイバル能力を覚醒させるということです。

 また、著者は、インプットも重視します。脳のフィルターが違えば、見える世界、環境も変わります。物理的に同じ場所にいてもインプットを変えて脳のフィルターを変えれば、新しい環境になります。そのためにはインプットの質を上げ、量を増やさなければなりません。読書は有効ですが、ベストセラーは多くの人と同じ状態になってしまうのでNGですが、年月を経た古典はOkとのことです。
 他の自己啓発書とはかなり異なる主張も多く、受け入れられる人と受け入れられない人がいると思います。ただ、著者が言うように、「移動力」を身につけて、いつでも環境に合わせて自分を変化させられるようになれば、したたかに生きていくことができるだろうと思います。組織論では、環境に合わせて変化を続ける組織が強いことは通説的な意見ですが、それと通じているようです。
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