今年も終戦記念日の靖国参拝を巡る恒例の茶番が演じられています。政治家になる前は靖国神社に参拝などしなかった連中が、目立ちたいがために徒党を組んで参拝したり、玉串料を奉納したり、それを中国政府が非難したり・・・。年中行事のようで、我々の感覚もマヒしがちです。しかし、黙って見過ごしていい問題でもありません。
メディアも中国や韓国の反応は伝えます。それももちろん気にかけるべきことですが、私は憲法違反の方に憤りを感じます。日本国憲法第20条は、政教分離の原則を掲げ、宗教団体が国家権力を利用したり、国家が特定の宗教を支援することを禁止しています。
第3項では「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」と具体的に禁止もしています。
「内閣総理大臣」や「国務大臣」は国の機関です。神社で参拝したり玉串料を奉納したりすることは「宗教的活動」です。「内閣総理大臣○〇」「国務大臣○〇」の名で記帳したり玉串料を奉納したりすることは明らかに憲法違反ですが、そんな例も多いようです。終戦記念日に限らず、例大祭も同様です。
今回の高市首相は、時事通信の記事によれば「党総裁として私費で玉串料を納めた」ようなので、憲法違反にはならないでしょう。しかし、他の閣僚らについては不明です。
昨年の例大祭で当時の石破首相が「内閣総理大臣 石破茂」として真榊を奉納した際など再三に渡って、このようなことをしないよう「全日本仏教会」が内閣に要請していますが、その指摘も同様の趣旨です。今回の高市首相の対応は、それを踏まえたものかもしれません。
メディアは、誰がどういう名義で行ったかを正しく詳らかに報道していただきたいと思います。
憲法を守らない連中に憲法改正を議論する資格などありません。新しくなった憲法もどうせ守らないでしょうから・・・。
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