ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 首相秘書官 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:首相秘書官

 首相公邸で親族の忘年会を開き、組閣写真を模したような親族の集合写真を撮るなど、目に余るはしゃぎっぷりで顰蹙を買っていた岸田首相のご長男ですが、5月29日、ついに政府が、ご長男が首相秘書官を辞職することを発表しました。

 私は、少し同情しています。なんといっても、まだ30歳を過ぎたばかりの若者です。はしゃいでしまうこともあるでしょう。私自身の32歳のころを振り返ると、まだまだアホでしたから・・・。

 責任は、むしろ公私混同で彼を秘書官に任命した岸田首相にあるでしょう。ただ、首相も、親戚一同に足を引っ張られて、少しかわいそうなような・・・。

 

6月1日付け辞職とは?

 報道によると、「6月1日付けで辞職」となっているため、疑問がわきます。通常は辞職、退職などは区切りのいい月末に行われるので、6月1日には彼は在職しているのかということが問題になるわけです。
 実務では、「1日付け就任」といえば1日の午前0時から就任し、「31日付け退任」といえば31日の24時までは任に就いている扱いが一般的です。

 期末・勤勉手当の基準日は6月1日で、6月1日に在職していた人には支給されます。だから、それを狙って「6月1日付け辞職」にしたという説を唱える人もおられるようです。

 民法第141条では、「前条の場合には、期間は、その末日の終了をもって満了する。」とあります。前条の場合とは、日、週、月や年をもって期間を定めた場合をいいます。だから、「6月1日付け辞職」といえば、6月1日は在職しているという解釈が一般的なようです。

 そうすると、やはり、「6月1日付け辞職」というのは、「せめて期末・勤勉手当くらいは・・・」という誰かの温情か?

 本人も親もそんなことは思いつかないような気がするので、誰かの入れ知恵でしょうか?
 しかし、早速それを指摘する声、批判があり、ご子息は、期末・勤勉手当も退職手当も受け取らない意向を示したことが、30日の朝に報じられました。初めからそのつもりだったら、辞職の発表と同時に発表したでしょうし、そもそも5月末日付けで辞職すればよかったわけですから、騒ぎになってしまいそうだったから方針転換したのでしょう。

 にほんブログ村 ニュースブログ ニュース感想へ
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。

 
サイト案内(目次) 

 岸田総理が長男の翔太郎氏(31歳)を新たに首相秘書官に任命したことが、また物議を醸しています。国民の過半数が反対していた国葬を強行し、旧統一教会の問題への対応も甘いために支持率が落ちている中で、こんな公私混同を疑われるようなことをすれば、批判されても当然です。これほど空気が読めないのかと、与野党からあきれる声も上がってるようです。

 ただ、一部の報道によると、前任の首相秘書官は横柄で評判が悪かったのに対し、ご長男は人当たりのいいイケメンとのことで、首相の主張する「適材適所」というのも、あながち嘘ではないのかもしれません。しかし、あまりにもタイミングが悪い・・・。

 

 岸田首相が、いずれは長男に自分の後を継がせる考えであることは分かるのですが、この最悪のタイミングでこんな人事を強行したことについて、いろいろな憶測が広がっているようです。

 有力な説に、首相が自身の内閣が長くないことを覚悟したという説があります。今のうちに長男に首相の仕事を見せておきたい、または、できるうちに元首相秘書官という肩書を付けてあげたい・・・。親心としては理解できます。

 また、「鎌倉殿の13人」の影響という人もいるようです。岸田首相は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の熱心なファンとのことです。先日の放送分で、主人公の北条義時が難局に際して自分の長男を近くに置くことにし、「そばで父の覚悟を見ておれ」と語ったシーン、私も感動しましたが、岸田さんも触発されてしまったということです。

 しかし、批判を受け、長男に傷が付く心配はしなかったのでしょうか?

 

 まだ若いご長男に、あまり傷が付かなければいいのですが・・・。

 私はこの政権には批判的なのですが、この首相秘書官の件については前任者よりはましなはずということなので、野党やマスコミにもしばらくは仕事ぶりを温かい目で見守ってあげてほしいと思っています。

 にほんブログ村 ニュースブログ ニュース感想へ
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。

 
サイト案内(目次) 

   サイト案内(目次)

 与党が、
柳瀬唯夫・元首相秘書官2015年4月に首相官邸で学園関係者らと面会したことを認めることで国会の正常化を図る検討に入ったことについて、多くのメディアが連休中から報じています。「柳瀬唯夫元首相秘書官が加計学園関係者と面会したと認める方向で調整している」と表現しているメディアも多いようです。

 多くのメディアが報じ、与党側から抗議の動きもないということは、事実なのでしょう。そういうことが、与野党の協議の中で取引材料にされ、それをマスコミが、単なる事実として淡々と報道するということは、驚きです。

 

この報道が意味すること

 柳瀬氏が国会に呼ばれたときにどのように説明するかということは、本来、与党のあずかり知らないことです。与党が関与してはいけないことです。それを与党がこのような形で野党との取引材料に使い、マスコミに流れるなど、考えられません。この報道から、次のようなことが明らかになっています。

 

1 柳瀬氏が、官邸で加計学園関係者や愛媛県職員と面会したことは事実であり、それを与党も知っていたこと。

2 与党が、柳瀬氏に、面会の事実を認めさせなかったこと。

3 柳瀬氏は、与党の意のままに動く存在であると与党が思っていること。

4 柳瀬氏は、国会での説明内容について与党と調整していること。

 

 上の4つは、我々一般の国民も分かっていたことではありますが、建て前で覆い隠されるものだという気がしていました。それを、与党は建て前もかなぐり捨てて、開き直ってきたのです。

 国民を馬鹿にしていると考えざるを得ず、憤りを感じます。

 

証人喚問を避ける理由は?

 与党の書いたシナリオに沿った説明が予定されている参考人招致では、あまり真相が明らかになる気がしません。

 もしかしたら、学園関係者と会ったのは思い出したが、後ろに愛媛県や今治市の職員がいたことは気づかなかったなどととぼけるかもしれません。元県職員の私の感覚からすれば、首相秘書官が県や市の職員に面会することは別に問題とは思えず、直接の利害関係者である民間学校法人の職員に面会することの方が問題だと思うのですが・・・。

 県職員が記録した「首相案件」とか、首相が学園理事長と会った時のエピソードなどは、絶対に認めてはならないと厳命されているのでしょう。

 

 この案件は、やはり証人喚問でなければ、真相は明らかにならないでしょう。

与党は、佐川氏には認めた証人喚問を柳瀬氏に対しては頑なに避けているようです。

 おそらく、柳瀬氏のケースについては、「刑事訴追」を理由として証言を拒否することができないためかと思います。

 野党には、頑張っていただきたいものです。

↑このページのトップヘ