ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> AKS : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:AKS

 NGT48騒動で、グループ運営会社であるAKSが次々に非常識な対応をし、混乱が収まるどころか火に油を注いだ状態になっています。危機管理の問題として、これほど拙劣な対応はあまり見たことがありません。

 「理解の苦しむNGT運営側の対応」

 

真相をうやむやにしたまま「再出発」?

 3月22日のAKSによる記者会見(第三者委員会の調査結果の説明など)が大混乱に終わった後、411日に現在の2チームを解散し一本化して再スタートすると発表しました。その段階で、事件の真相究明もされていない状態で、組織をいじって「再スタート」を宣言することは、結局うやむやにしようとする意図が見え見えで、世論のさらなる反発を招きました。

 そこへ今回の山口さんの「卒業」報告です。まさに、内部告発をした社員を会社にいられなくするブラック企業の手口です。

 一連のAKSの対応は、冷静な判断の結果とは到底思えず、ヒステリーを起こしているような感情的なものです。まともな経営陣、管理者はいないのでしょうか?

 

新潟県や新潟市の対応

 県も市も、広報に関する契約更新を保留しているとのことです。県は、今週末(4月26日)までに結論を出すと言っているとの報道です。

 新潟県などにとっては、NGT48は大切な地域資源でしょう。地域振興への貢献を大いに期待していたに違いありません。

 しかし、それでも、常識的に考えれば、契約更新という判断はできないでしょう。民間のアパレル会社ですら、メンバーのCM起用でバッシングを受け、撤回を余儀なくされているときに、県、市といった公共的な団体が使えるはずがありません。この状態で契約更新の判断をすることは、AKSのブラック対応を承認、助長することになってしまいます。また、今のところNGTはダーティーなイメージになっていて、地域のイメージに傷がついてしまいます。

 

 芸能界には疎く、NGT、AKBなどのアイドルにもあまり興味はありませんが、世の中のブラック企業が一掃されることを願っています。

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 芸能ネタにはあまり興味がないのですが、この騒動には、危機管理の観点から関心を持ちました。

 昨今、事態を収束させようとして、その対応を誤り、かえって火に油を注いでしまったという事例をしばしば目にします。

 各地のいじめなどの問題で、学校や教育委員会が、むりやりいじめがなかったという結論を出して幕引きを図り、被害者側の反発を招き、結論がひっくり返されたりもしています。事件を矮小化して終わらせ、一件落着させるという手法が通用しないことは、もはや危機管理の常識と言ってもいいと思うのですが、いまだにそれをしようとする組織が後を絶ちません。

 

見通しの甘さ

 今回、運営会社のAKSが、なぜ被害者である山口さんの納得も得られないような内容を発表して幕引きができると考えたのでしょうか?あの発表の内容では、山口さんが納得しないことを予想できなかったはずはありません。実際、第三者委員会の報告書の内容そのものにさえ、山口さんや他の一部のメンバーが不満を抱いていたことをAKSも会見の中で認めざるを得ない状態でした。

 常識的に考えれば、そのような状態で会見を開き、幕引きができるはずがありません。

 

 私の想像ですが、あの会見に山口さんが納得しないことはAKSも承知していたけれども、一応一区切りつけた形だけ整えようとした。その後、山口さんらが不満を述べようとも、黙殺して、沈静化するのを待つつもりだった・・・。

 そんなところだろうと思います。山口さんが、会見の途中にツイッターで乱入してくることは想定していなかったのでしょう。要は、考えが甘かったわけです。誰か、山口さんに入れ知恵した人がいたのかもしれません。

 AKSもマスコミに対する自分たちの影響力を過信していたのかもしれません。

 

危機管理の鉄則

 今回、AKSは、加害者側に加担していた一部メンバーを守り、そのことによって自分たちの利益をも守ろうとしたのでしょう。

 不祥事が起きたとき、中途半端に何かを守ろうとすることは墓穴を掘ります。一切を明らかにすることが、最善の方策のようです。

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