ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> GDP : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:GDP

 日本は1968年にGNPで当時の西ドイツを抜き、「世界2位の経済大国」になりました。その誇らしい報道がされたのは、私が中学生になったころでした。

 私の記憶では、「世界2位」という言い方より、「自由世界2位」という言い方が多かったと思います。だから私は、全世界ではきっとソ連が2位で、日本は3位なのだろうと思っていました。今から考えれば、ソ連は経済力としては大したことがなく、当時から日本が世界2位だったかもしれないと思います。

 

シニカルな見方もあった

 「自由世界2位」になったニュースに中学生の私も高揚しましたが、シニカルな意見を言う人もいました。私の中学校の担任もその一人で、「GNPは、テストの合計点をクラスごとに比べているようなもので、人数の多いほうが勝って当たり前。西ドイツなどヨーロッパ各国は日本より人口が少ないのだから、日本が勝って当たり前。騒ぐほどのことではない。」等と言い、せっかく高揚していた中学生の心に水を差しました。

 言われてみれば、そのとおりです。

 

日本より人口の少ない国に・・・

 数年前にGDPで日本を越した中国は、もちろん日本よりずっと人口の多い国です。いつかは抜かれて当然でした。今回、人口8,500万人ほどと日本よりかなり少ないドイツに抜かれてしまいました。

 これは、明らかに国の経済政策の失敗です。バブル崩壊からの30年、日本は経済失政によって停滞を続け、直近のアベノミクスによる異常な円安によってとどめを刺されました。

 停滞の主な原因は、自民党政権が経営者の声ばかり聴いて労働者の賃金が上がらない政策を取り続けたせいだと思います。多くの労働者が普通に働いても生活が苦しい状態に留められ、一方では企業の内部留保や経営者の報酬ばかり増え続ける状態では、少子化が進み、経済も停滞するのは当然です。

 

 経済を成長させることは地球の滅亡を早めそうなので、再逆転など目指す必要はないと思いますが、地球に負荷をかけない循環型の社会を確立して、豊かな暮らしができる日本にしたいものです。

 『人新生の「資本論」』(斎藤幸平)を読んで

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 11月15日に政府が発表した2022年7月~9月のGDP4期ぶりのマイナス成長になりました。年率換算でマイナス1.2%です。日本経済が弱くなってしまったことを感じます。

 

 マイナスの要因は、個人消費の停滞と貿易赤字です。輸入の伸びが輸出の伸びを大きく上回り、GDP全体を押し下げてしまったとのことです。

 個人消費の停滞は実感できます。給料がほとんど上がっていない中で、これだけ物価が上がれば、各家庭が節約に努めることは当然です。これまでギリギリの生活だった人たちは、困窮しているでしょう。

 貿易赤字については、今昔の感があり、寂しい気持ちになります。輸入するエネルギー価格が上昇して輸入額が増えるのは分かります。しかし、これだけ円安が進めば、かつての日本なら、他国から苦情が来るほど輸出が急増していたはずです。

 日本企業の海外生産が進んだ分については、いずれ資本所得として戻ってくる分もあるでしょうが、国内での生産力の維持も必要でしょう。

 今の日本は、資本を持つ人だけが富を増やし、労働力、特に肉体労働力しか持たない人たちが「中流」といえる状態から脱落しつつある社会になってしまいました。日本だけでなく、ピケティーなどによると世界的な潮流のようですが・・・。

 社会を変える努力も必要ですが、少しでも余裕のある人は自衛のため投資をし、資本を持つ努力をした方がいいようです。

 「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」(三戸正和)を読んで 参照願います。

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