ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> ICJ : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:ICJ

   サイト案内(目次)   


 河野外相が、演説で、竹島はわが国固有の領土と主張したことに抗議し、撤回を要求しているとの報道です。外相の話した内容は、当たり前のこと過ぎて、日本国内ではほとんど報道されていませんが、韓国は敏感に反応したようです。

 日本政府、あるいは、河野外相が撤回するはずもなく、韓国政府もそれは承知しているはずで、撤回要求は単なるポーズです。

 以前から、竹島問題については、国際司法裁判所(ICJ)に単独でも提訴すべきだと考えていました。韓国が応訴しないため、実際の手続には入らないでしょうが、それでも提訴すべきです。問題はその時期だけで、遠からずチャンスは来ると思うので、準備を怠らないようにしていただきたいと思います。

 

提訴すべき理由

1 国際法上の正当性は日本側にあること、日本は武力に訴えるつもりがなく法廷での決着を希望していること、日本は国際正義に反することを求めているわけでないことを世界に示すことができる。

2 韓国内で、応訴せずに占領を続けていることについての自国の正当性に疑問が生ずる可能性がある。韓国内では、過去の歴史について捏造した内容の教育がされているので、多くの韓国人が本気で自国の正当性を信じているようである。その嘘をどんどん暴いていく必要がある。提訴によって、情報発信の機会が得られる。

3 竹島を返さない限り日本からは何も期待してはいけないことを、韓国に示すことができる。

4 韓国との関係がこれ以上悪化しても、日本にとっての悪影響は少ない

 

提訴の時期の条件

1 韓国で親日的な政権は考えにくいが、現在のように露骨に反日的な政権の方が提訴しやすい。何か新たに反日的な政策をとった時が、アメリカなどの理解を得やすく、提訴のチャンスである。

2 最大の障害が、北朝鮮問題で、これがあまり緊迫しているときは、提訴しにくい。現在でも、有事の際に自衛隊が邦人救出のために韓国の港を使用することに難色を示しているとのことであり、日本としては失うものはない状態だが、アメリカが嫌がると思われる。

 

 なるべく早い時期に提訴すべきと思われますので、国内でも提訴の機運が高まることに期待しています。

   サイト案内(目次)

 中国の攻撃型原子力潜水艦が、11011日に尖閣諸島周辺の日本の接続水域を潜没航行したというニュースが流れ、緊張が高まっています。

 当初ニュースを聞いたときは、「またか」と思っただけだったのですが、よくよく聞いてみると、かなり危険な事態だと感じています。接続水域であれば、どこの国の船であれ無害航行が認められており、表立って抗議することもできません。注意を促す程度の対応が普通です。しかし、私も不勉強で知らなかったのですが、潜水艦が潜航しながら入った場合は、無害航行とは認められず、攻撃されても仕方のない状態とのことです。

 中国は、そこまで露骨に尖閣を奪いに来ているのです。

 

なぜ国際司法裁判所(ICJ)に提訴しないか?

 ICJに提訴しないことについて、いくつかの理由が挙げられています。

 まず、日本が提訴しても、中国が応訴しなければ、ICJは裁判を始められない。だから、中国を反発させるだけで、意味がないという理由です。

 次に、日本は、尖閣の帰属については何の争いもなく、日本の領土だと主張しているのに、提訴したら、係争地であることを認めることになってしまうという理由です。

 三つめが、現在日本が実効支配しているのだから、わずかでも失う可能性があるようなことをするべきでないという理由です。

 どれもなかなか説得力のある理由ですが、それでも私は、単独提訴すべきだと思います。理由は、次のとおりです。

 

 単独提訴でも、日本はこの問題について、ICJに委ねる用意があることを公な形で示すことができます。中国がそれに異を唱えるのであれば応訴すればいいのであって、武力で奪いに来れば、無法国家であることを国際的に示すことになります。つまり、中国が武力行使をすることのハードルを上げる意味があると思います。

 また、提訴の仕方ですが、帰属の問題について提訴するなら係争地であることを認めたことになるでしょう。帰属の問題についての共同提訴を中国に働きかけるなどは、論外だと私も理解しています。しかし、中国の艦船がたびたび領海侵入することなどの排除を求める形の提訴はできないのでしょうか?日本の領海であることを前提に、侵犯を繰り返していることの中止を求めるのです。これなら、係争地であることを認めたことにならないと思います。訴訟が始まれば、前提として帰属が問題となるでしょうが、堂々と日本の主張をすればいいと思います。

 「せっかく実効支配しているのだから、わずかでも失う可能性があるようなことは」という意見は、もし国際的な正義の観点から見て、中国側にも多少の理があるのなら、仕方のないことだと思います。日本は、不当な利得を求めているわけではないのですから。

 

 このままいけば、中国がますます行動をエスカレートさせ、危険が高まることは必定だと思います。相手が、武力行使をしてきてからでは手遅れです。

今回の潜水艦の事件などは、単独提訴をする絶好の口実になるのではないでしょうか。

↑このページのトップヘ