ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> IOC : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:IOC

 6月8日参院厚生労働委員会で、政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長が、東京オリンピック・パラリンピックをめぐる感染リスクについての提言を国際オリンピック委員会(IOC)に伝えると述べました。

 尾身会長は、今の日本、東京の現状でオリンピックなどを開催すべきでないことを繰り返し主張しておられます。それに対して、菅政権幹部らが、無礼な態度で聞く耳を持たないそぶりを示しています。菅総理も周囲に「尾身会長を黙らせろ。」などと指示しているとする報道もあります。

 この様子を見ていて、私自身の県庁での経験を思い出しています。

 

専門家の権威を都合よく使おうとする政治家

 私が勤めていた県庁では、知事がやたらに専門家による委員会を作らせ、そこの意見を基に施策を進めるという形を作りたがりました。本当に専門家の意見を聞いてそれを施策に生かすのならいいのですが、自分の考え通りの意見を専門家会議に言わせようとするのです。専門家会議の意見をコントロールするように知事から命じられた部長、課長などは大変な苦労でした。専門家たちが知事の意に反する結論を出してしまい、困った羽目に陥った幹部も多かったことと思います。

 あの知事の意図は、結局、反対を押し切るために専門家の権威を使いたい、失敗した時の責任を自分は負いたくないということだったのでしょう。菅政権も同じようです。

 

WHOに期待するしかないのか?

 識者の中には、東京オリ・パラの開催の可否、開催する場合の感染防止対策についてWHOに助言を求めるべきだという人もいます。たしかに、一案です。

 WHOが開催に危惧の念を示せば、IOCも強行しづらいでしょう。

 日本で感染拡大を起こさない確かな根拠がなければ、開催などすべきでないことは当然です。開催して、感染拡大が起こったら誰が責任を負うのか、明確にしていただかなければなりません。

 日本国内では専門家の意見を押し切って強行した政権が責任を負わなければならないことは当然ですが・・・。

 

 日本も、私利私欲に流されず、専門家の意見を尊重し、きちんと説明責任を果たす、まともな政治家がいてほしいものです。

 にほんブログ村 ニュースブログ ニュース感想へ
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。

 
サイト案内(目次) 

 521日、国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ副会長が、東京オリンピック・パラリンピックを緊急事態宣言下でも開催する考えを記者会見で示しました。記者から東京が緊急事態宣言下でも開催可能かと問われ、テストイベントが無事に行われたことに言及した上で、「もちろんだ」と答え、「感染対策を講じることで宣言下であってもなくても安全安心な大会が実施される」と述べたと報じられました。

 何という傲慢さかと腹が立ちます。日本国民の生命へのリスクをどう考えているのでしょう。

 

リスクがないはずがない

 オリ・パラの感染対策を講じるためには、国民のために振り向けられるべき医療資源の一部を削って、オリ・パラに振り向けなければなりません。全国で医療がひっ迫しており、かなりの地域で入院できないまま亡くなる人が出ているような状況の中で医療資源を割くことは、助けられるはずの命がさらに失われることを意味します。

 さらに、選手、関係者の移動が感染拡大を引き起こす可能性も否定できないでしょう。

 まともな為政者なら、そんな選択をするはずがありません。日本の為政者は、まともじゃないのでしょう。

 

オリ・パラ開催は非倫理的だ

 この状態で国内の医療資源をオリ・パラのために割くことは、非倫理的です。

 また、IOCは、選手へのワクチン接種を進めています。そのワクチンは、日本政府が調達したものではなく、IOCが独自に調達したものだとしても、世界的にはまだまだ不足しているワクチンを元気な若い選手たちに接種することは、倫理的ではありません。オリンピック精神に反すると思います。

 

日本の政策も歪められている

 開催国の国民にも他国民にも、これほど歓迎されない五輪は、過去に例がないでしょう。ここで強行することは、五輪の歴史に汚点を残すことになります。

 日本政府が新型コロナへの対応で愚行を重ねている理由に一つが、オリ・パラの開催に固執しているためとも言われています。

 あまりの失政続きのため、菅政権は早くも末期症状に陥ってしまいました。もう遅すぎるとは思いますが、それでも早く目を覚ましていただきたいものです。

 にほんブログ村 ニュースブログ ニュース感想へ
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。

 
サイト案内(目次) 


↑このページのトップヘ